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整備をしているとたまに出会うタイヤが偏摩耗したバイク

 

 

 

 

 

 

タイヤの偏摩耗とは、タイヤの左右どちらか、もしくは真ん中だけがすり減ってタイヤの断面が三角形になっている状態

バイクのタイヤの断面は本来丸いため、前進しながらバイクを傾けていくと傾けた方に曲がっていきます

これをセルフステアと呼びますが、タイヤが偏摩耗した状態ではこのセルフステアがうまく機能せずコーナリングに影響を与えます

 

 

▼新品のタイヤ

 

 

▼偏摩耗したタイヤ

 

 

上の写真はそれぞれ新品のタイヤと偏摩耗したタイヤです

見比べてみると僅かではありますが偏摩耗したタイヤの端がきれいな曲面でないことがわかります

 

 

 

ではなぜタイヤは偏摩耗するのでしょうか

原因は

 

◉ ステムベアリング不良

◉ 空気圧不足

◉ サスセッティング異常

◉ ホイールベアリングのガタ

◉ 左右どちらかに曲がる事が多い

◉ 履いているタイヤが普段の乗り方に合っていない

 

などなど、、様々な理由が考えられます

 

 

 

偏摩耗は空気圧管理を適正にしてあげることで概ね防ぐことができますが

一度偏摩耗してしまったタイヤは当然ながらもとの丸い形に戻すことはできません

たとえ溝が残っていてもタイヤの交換をおすすめします

 

 

 

最近コーナリングがうまく行かない、右左折で前輪が切れ込んでくる感覚がある、ハンドルをこじってあげないと曲がれない…などの症状がある人はタイヤの偏摩耗を疑ってみてもいいかもしれません

 

 

 

偏摩耗の確認方法は手で直接タイヤを触ってみて、三角形にタイヤが擦り減っていれば偏摩耗してると言えます

自分で触ってみてもよくわからないという人はBagus!にバイクをお持ち込みいただければその場で確認いたしますのでどうぞお気軽にお問い合わせください

 

 

 

夏のロングツーリングを計画しているライダーの皆様

新品タイヤを履いて旅先のコーナーを気持ちよく曲がりましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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