長期プロジェクトでこっそり進めていた
ZEPHYR750Fi
キャブからインジェクションへ!
違う車種のハーネス、スロットルボディ、コンピューターの総移植では面白くないので、
スロットルボディ以外は新規制作して見ました。
インジェクション用のインシュレーターを使用する為のアダプタープレートを制作
エンジンとスロットルボディのピッチが違う為、内径もオフセットして有ります。
ECUはモーテックM84を使用。詳しくはこちらを→モーテックM84
M84は各センサーの設定から、点火、フューエルマップまで全て設定します。
真っ白な画用紙に誰も書いたことの無い絵を書く様な感じですかね…
まずはセンサー類のセットアップ
油温センサー、大気圧センサー、吸気圧センサーなどセットアップし
フューエルポンプはインタンクではなく、外付けします。
限られたスペースに燃料ポンプ、フィルター、レギュレータを付けるため
配置と配管がセンスの見せ所でも有ります。
何度も 何度も 仮合わせをし、段々決まって来ます。
仕上げにスロットルボディをペイントし
スロットルバルブの口径は38Φと敢えて大口径に下から全開にしてもついてくるかをテストしました。
本当は34Φぐらいがちょうどいいのですが、フューエル、イグニッションを3次元マップで製作するので、
大口径でも1500回転からアクセル全開にしてストールする事なく回転が上がっていきます。
ベンチテストを何度も何度もし、ロードテストも何キロも走り
第一段階完成しお客様に納車致しました。
こちらの車両、さらなる進化を目指してブラッシュアップしていきます。
そして
次回インジェクション化は、ゼファー1100です!