ヘッドライトがつかなくなったというお電話をいただき
さっそく見せにきて頂いたゼファーχ
ヘッドライトバルブ、左スイッチ、ヒューズボックスと順に原因を辿っていくと
その原因はゼネレータからレギュレータの途中にありました
ゼネレータからでている3本の配線がギボシ部分で焼けてしまい、そのうちヘッドライトの回路に入る1本が断線
ヘッドライトの回路が成立しなくなっていました
このゼネレータからレギュレータ間の配線焼けは車種を問わずよく起こるトラブルで
ギボシやカプラーの腐食、汚れなどによって電気の流れが阻害されることにより起こります
オレンジ色の丸で囲んだ部分がゼネレータのカプラーです
写真のようにカプラーやギボシがある位置はフロントスプロケットの前であり
雨や泥、チェーンオイルの影響を受けやすい部分です
配線をつなぎ直せばすぐに直るのですが、しかしそれではまた同じことの繰り返しになる可能性もある。。。
そのため今回は腐食や汚れを防ぐために
配線を直接つなぎ収縮チューブと結束テープにより汚れをしっかり防ぎ腐食の隙きを与えないように修理しました
これで安心して乗っていただけます!
今回の配線と同じようにカプラー、ギボシの焼けが気になっている方がいらっしゃいましたらトラブルが起きる前にぜひご相談ください!