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本日タイヤ交換作業をしたZEPHYR1100のフロントタイヤ
上の写真が外したタイヤの溝、下の写真が新品タイヤの溝です
2つを見比べると溝の深さは歴然ですね
外したタイヤの方はスリップサインが完全に見えてしまっています
スリップサインが表面に現れているということは、道路運送車両法に定められている最低溝深さに達したということ
可能であればサインがここまで出る前にタイヤ交換を行うことをおすすめします
また、タイヤは溝の深さだけでなく製造年月も重要です
タイヤのサイドウォールに書かれたアルファベットと4桁の数字
【9AMM1121】と書かれていますが、これは21年の11週目に製造されたという意味です
タイヤはゴムで作られていますから、バイクの保管状況や空気圧の管理、タイヤに掛かる荷重などによって寿命は大きく変化します
そのため、一概に「何年前までのタイヤなら大丈夫」とは言えませんが
例えば製造年月日が10年前のタイヤだったとすれば
溝がしっかり残っていたとしても使用はおすすめできません
「ここ数年あまり乗れていなけど、タイヤの溝はまだあるから大丈夫」
「中古でバイクを買ってから一度もタイヤ交換したことがない」
そんな方がいらっしゃいましたら今一度タイヤの溝、製造年月を確認してみることをおすすめします
確認してみたけど自分ではよくわからないという方はぜひBagus!にご相談下さい