Bagus! Restore&Custom(BRC)
前回のブログ LET’S BEGIN! から、
また進捗を報告致しますので、お楽しみに!と、前回11月にブログにアップしてから約1ヶ月半
お待たせしました!(笑
今回はエンジンの編です!
まずは組む前に、部位ごとの部品を広げて分かりやすくして組んでいきます。
腰下だけでもこれだけの純正部品を使用します。
エンジンペイントは耐熱のST900
クランクはこのブログを読んで頂いてる方には、お馴染みの?クランクゼロバランス
アンバランスを0.01グラム以内にするクランクバランス取りになります。
ゼロバランスは成績表まで付いてますので、どれくらいずれていたも分かります。
通常バランスは1グラム以下とよく聞きますが成績表をもらえないことが多いので、
実際どうなんでしょう~と思ってしまいます。
クランクケースはボーリングし850ccスリーブが入るように加工し、
仕上げにケース上面面研をしてあります。
クランクケース上面面研をする事で、オイル漏れのリスクが激減します。
(カワサキだからしょうがないは、令和の世ではもう通用しないですね)
ピストンは、OMEGAピストンで850CC
シリンダーはシリンダーボーリングで、850ccスリーブ入るように3ミリ広げます。
(現在はオイル漏れのリスクなど考えると3ミリオーバーのスリーブで70.5の850ccか71ミリの860ccぐらいが限界だと思います)
さらに、スリーブ入れ替え、ボーリング、ホーニング、スプラッシュホーニング、シリンダー上面、シリンダー下面面研、
プラス、サイドO-リング溝加工数値は秘密ですが
画像の、長細いO-リングの溝を加工しています。
オイル漏れの原因として溝の深さが純正でも足りずに切れている事も有ります。
その後、シリンダー容積を測り狙いの圧縮比ガスケットなどで調整します。
ヘッドは修正面研、バルブガイド入れ替え、シートカット、シートカット精度が高い為すり合わせしません。
バルブはIN35.5ミリ EX31のビッグバルブ化して有ります。
ヨシムラ ST-1カムを入れ
加工、仕様の全てを書いた訳では有りませんが、
ゼファーシリーズも25年経過してますのでここまでやらないなかなか調子良くなりません。
エンジン不調、異音、オイル漏れでお困りの方Bagus!までご相談下さい。