ご好評いただいている『Bagus! ゼファー750用FCRキャブキット』
最近多いお問い合せが、『Φ33とΦ35の選択について』
特に多いのが、
『ノーマルエンジンにΦ35をつかっても大丈夫でしょうか?』
というご質問です。
将来的にボアアップをお考えの場合、どちらを使っておくか悩ましい問題ですよね。
結論から申しますと、
将来的にボアアップをお考えの場合ノーマルエンジンでΦ35をご使用いただいても問題はありません。
また、ボアアップした850ccエンジンにΦ33をご使用いただいても問題はありません。
比べれば低速やアクセルのつきなどはΦ33の方が良いので、
ノーマルエンジンのままお使いになる場合はΦ33をおすすめしています。
『ノーマルエンジン及び850ccエンジンにおける、Φ33/Φ35の選択について』 はなかなか奥が深く、
“何を求めてカスタムするのか” によっても選択が変わってきます。
そもそもFCRはレーシングキャブですので、
極低回転からアクセルを大きく開けると息継ぎしてしまうなど、レーシングキャブ特有のアクセルのつきの悪さがあります。
Φ33は、Φ35より小さいので、このようなレーシングキャブ特有の症状が出にくいため、
扱いに慣れていない方にはおすすめです。
また、850ccにした際の性能についても、
Φ35のほうが中間が若干あつく、ピークの馬力もΦ33を上回りますが、数値的には2~3馬力の違いですので、Φ33も十分850ccでお使いいただけます。
ですが、
Φ35はやはりそのボディの大きさからくる迫力があり、格好良いです。
そして本来“エンジンが欲しいだけアクセルをあけてあげる” のがレーシングキャブレターの使い方。
“マシンと対話してアクセルを開けてあげる”
その快感を覚えた方はレーシングキャブレターの虜になるでしょう。
トータルして考えると、扱いやすさを重視されるならΦ33、
見た目の迫力やカッコ良さも重視されるのであればΦ35といった選択になってくるでしょうか。
さあ、Φ33とΦ35、あなたの選択はどっち?