前回のブログでバラバラになったZ1
http://bagus-mc.jp/2017/12/05/restore-z1-2/
今回は『車体パーツ ペイント編』
リペイントと言っても様々な方法がありますが
Bagus!のカスタム、レストア車が採用しているのはプレミアムパウダーコート
凄く手間のかかる施工工程を紹介致します。
作業はまず ①脱脂 → ②ブラストマスキング → ③“プラメディアブラスト”へ
第一段階“プラメディアブラスト”で、塗装の剥離とフレームやパーツの状況を確認します。
この状態でよく発見されるのは、
腐食や事故により修理した際パテ埋めフレームになっていたり
サイドスタンド周辺の腐食が激しく溶接修理が必要な状態が見つかります。
今回のフレーム、パーツ類は
サビこそ出ていますが、大きなダメージや修理形跡が無く良い状態でした。
スイングアーム
ステム
フレームリヤ周り
作業はこの後、④バリや溶接スパッタ、エッジを手作業で落とし
さらに⑤“アルミナブラスト”で腐食除去&下地作り
ブラストが終わると ⑥塗りマスキング → ⑦“パウダーコートプライマ”
実は同じ“パウダーコート”と謳っていても、このプライマーを入れない“パウダーコート”が多いらしく、
施工業者曰くプライマーなしだと再びサビが出やすかったり密着が悪く剥がれの原因になるそうです。
これらの工程を終え
⑧ベースコートブラック → ⑨トップコートクリアのパウダーコートで完成です。
新車以上の輝きになりました。